今年のプログラム内容
プロジェクト名
“2015国際児童・青少年演劇フェスティバルおきなわ”
JCDN国際ダンス・イン・レジデンス・エクスチェンジ・プロジェクトVOL.4
2015日本/米国-JP/U.S共同制作プログラム
“2015国際児童・青少年演劇フェスティバルおきなわ”とは
2005年から毎年夏に、国内外の質の高い舞台作品のプログラムと、さまざまな国際シンポジウムやワークショップ、 セミナーを実施。
優れた文化芸術との出会いが、子どもと大人の感性を磨き、家庭や地域のコミュニティーの再生をうながし、
多くの国々の人々との友情の輪をさらに広げていくことを目指します。
地域のコミュニティと世界中から集まってくるアーティストが出会い、交流する場所、そして日本の新たな文化活動のプラット フォームとして親しまれています。
実施機関:2015年7月26日~8月3日
実施場所:東京・那覇・沖縄市・伊江島の劇場・特設会場など
概要
ノーラ in 沖縄/宮古島―那覇―備瀬―伊江島
アフリカ・ジンバブエ出身で米国N.Y.を拠点に活動しているノーラ・チッポムラが、沖縄4箇所/宮古島―那覇―備瀬―伊江島を巡り、各地の特色ある風土・風習・芸能に触発を受けながら1ヶ月間滞在制作を行う。
滞在期間中には、各地でノーラのワークショップを開催する。
制作した作品は、途中経過発表として7月末・伊江島で公演します。
昨年京都で制作した作品「父のような自画像」に出演したダンサー2名とボイスパフォーマー、沖縄本部町を拠点とする音楽家ShinBowが出演します。
また、このプログラムの1ヶ月の滞在制作の様子を映像で記録していきます。
那覇を拠点とする映像作家・山城知佳子が撮影・編集するドキュメント映像作品を制作する。
プロジェクトの経緯・招聘アーティスト選出方法
2013年春、北米各地から60以上のプレゼンターから組織されるナショナル・パフォマンス・ネットワークとJCDNが協力し、日米間のアーティスト・イン・レジデンス事業のアーティストを選出した。
NPN側からニューヨーク・シカゴ・オースティンの3都市から計25名の候補推薦者の中から、Nora Chipaumire(ノーラ・チッポムラ)を招聘アーティストとして決定した。
(京都芸術センターは、Allison Orr/アリソン・オアーを選出した。ノーラ・チッポムラの滞在制作は、2014年と2015年と実施。
沖縄滞在日程
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宮古島 7/3-9
神の島と言われ、多くの御嶽があり神事・神歌・民謡の宝庫の島。人頭税からの解放を喜び、
雨乞いの踊りとも言われる古くからあるクイチャーなど、現在に残る芸能や風習を見聞し体験する。ノーラのアーティスト・トーク、ワークショップも行う。 -
那覇 7/10-13
琉球舞踊・沖縄空手を習う。日本人ダンサーが合流。ノーラのWSを行う。
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伊江島 7/14-20・25-31
灯台の代わりとも言われるどこからみても、そびえて見える城山(ぐすくやま)愛称タッチューと呼ばれる岩山が、神として島のシンボルになっている。
農村改善センターが、作品制作の拠点、発表公演の場所。以前は役所があった中心地であり、大折目の神事としても祝女(ノロ)の儀式を行う大事な場所でもあった。
また、8つの芸能が地区に伝承され、伊江独自の組踊が伝えられている。
沖縄民謡の代表的な唄、まんしゅく節の発祥の地とされ芸能の島としても有名。
また、草木1本も残らなかったと言われるほどの激戦地であった史実があり、米軍訓練基地も現存する。
ノーラのワークショップ、作品の途中経過発表を行う。7月31日 途中経過発表 タイトル未定 会場:伊江島 農村改善センター前広場 野外会場
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備瀬 7/21-24
フク木並木・ワルミなど景観で有名な地域。今も神事や豊年祭の芸能が残っている。
今のこの透明な海で、ノーラと本部を拠点とする歌・三線のShinBowと映像撮影を行う。
また、備瀬の夏祭りを企画し地元の芸能や、ノーラ、ShinBowが競演する。
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那覇 8/2
1ヶ月間の滞在制作の様子を山城知佳子の撮影したドキュメント映像とトークでレポートする。